メンタルきのこ

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こころの健康奮闘記 #011 うつ病の予防対策の重要性について

こんばんは、メンタルきのこです🍄

 

自身の経験からも言えることですし現在も通院治療中ですが、うつ病は発症までの期間に先行して不眠や早朝覚などの睡眠に関する障害が発生します。そしてこの睡眠障害は必ず伴うものとされており、他にも

・今までになかった首や肩の凝り

・動悸や発汗、胃痛や下痢など

疲労感や耳鳴り、めまいなど

 

上記のような症状が2週間以上継続しているような場合は、こころと身体がSOSを発している可能性が非常に高いとされています。

自分自身も首と肩の凝りが特に酷く、また常に顔のどこかが痺れているような不快な感覚に見舞われていました。

もし上記のような自覚症状が継続している場合はまず立ち止まり、自分自身の置かれた状況や周囲の方との関わりなどをいちど整理してみましょう。

セルフケアの一環として冷静に分析をし、気になる点やモヤモヤしている事、それが原因で気持ちが晴れないことなどをある程度明確にしたうえで、信頼のおける方に相談してみることをお勧めします。

家族や親しい友人、会社の同僚や上司などが該当しますが、そもそも職場の環境や上司がその原因である場合はなかなか相談できないと思われますので、そのような場合は事業場内の産業保健スタッフや産業医、或いは事業場外の精神保健福祉センターやこころの耳メール相談などの公的機関に直接相談するのも良いと思います。

 

またどうしても気持ちが晴れず、前期のような症状が週単位で継続し、内科等を受診しても所見がない場合は精神科・心療内科への早めの受診をためらわないようにしましょう。

何事もそうですが、起こってしまった・結果してそうなってしまったことに対処する労力よりも、それを未然に防止する策がある場合は事前予防に取り組む方が効果的ですし、掛かる時間や資源を大幅に省力化することが可能です。

平たく言えば、こじらせる前にまず対処、というところでしょうか。自身の経験と反省点を踏まえてみても、予防対策が何より効果的です。

 

うつ病は特殊な人がかかる病気ではなく、人口の1〜3%が罹患しているという統計があります。つまり100人いれば3人はうつ病を発症している可能性があるということであり、また誰もがなり得る病気です。決して稀有な病気ではないということを、これまで以上に広く世間に認知してもらう必要もあると思います。

 

大丈夫、うつは必ず治ります。そう信じています。

 

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