メンタルきのこ

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こころの健康奮闘記 ♯004 心療内科受診にあたって

はい?初診ですか?えーと、早くても1ケ月以上先になりますねー。

 

初めて心療内科の受診を決意し、意を決して初診予約の電話をした際に言われた言葉。しかも妙に軽い調子で。

自分の耳を疑いました。

 

当時は主に仕事の関係で思い悩み、睡眠障害早朝覚醒に加えて堪え難い程の肩凝りに見舞われながらも仕事を続けていました。

こころが晴れることはなく、もう本当に駄目だ、このままでは自殺してしまいそうだ、本当にどうしたらいいんだ・・・深刻に思い悩みました。

うつ病傾向にあることは薄々感じていたことからうつに関する書籍を色々の読み、そうか自分のような症状の人間は心療内科という科のある病院を受診し治療を受ければ良いんだ、という事が分かり地域の心療内科を調べました。

でもな・・・心療内科をはじめとする精神科の受診はもの凄く敷居が高いのと、周囲に知られた際の反応も気になるしどうしよう・・・と二の足を踏み、気が付けばギリギリの状態でかれこれ1ケ月以上経過していました。

 

またまた思い悩む日々を続けたとある日に、本当にもう駄目だ、自分なんて消えた方がましだ、死んでしまいたいという気持ちがピークに達した際、調べてあった心療内科にありったけの勇気を振り絞って掛けた電話、その電話口で言われたのが最初の言葉。

 

え・・・そうなんですか・・・・・・じゃあいいです・・・

失意の元に電話を切りました。

あんまりなその対応に本当に失望し、ショックで動く事も出来ず、途方に暮れていた記憶があります。本当に辛かった。

 

結局は別の心療内科に予約をし、受診・治療を開始して現在に至るのですが、その別の心療内科でも最初の予約時は上記と同様、早くて1ケ月先と電話口で言われました。

でもそういうものなんだと思い、それでも構わないので受診したい旨を伝え、無事に?治療開始となりました。

 

ただ気になることがあります。

それは通院日に待合室で待っている時、同じような思いで勇気を振り絞って電話をしてきたと思われる予約の電話に対しても、受付の方はまるで機械のように1ケ月待ちと繰り返している事です。

そういったマニュアルでもあるのでしょうか?

医療関係の方には申し訳ないですが、精神科や心療内科に初診予約の電話をするという行為がどれほどの勇気が必要で、精神的にどれほど追詰められているのか、そこを理解してほしいと切に思います。

 

こころの健康は相互理解から始まります。

大丈夫、うつは必ず治ります。そう信じています。