聴こえるか、深海からの怨嗟の声が！
時にRamenの出汁にされ、時にTenpuraという名の地獄の業火にさらされ、そして無残な姿を晒しオン・ザ・ライス、即ちSusiとされた罪なきものたちの怒りの声が！
深海からの声なき咆哮を引き連れた戦慄の深海メタル集団Deep Sea Demons、その禍々しさと共に凍てつくフィンランドの海域より緊急来日！
今回は記念すべき初来日であり我らがV!誌が単独インタビューに成功、その戦慄すべき全貌を紙面にてお伝えする。刮目せよ！
※一応お断りしておきますがフィクションですので悪しからず
謎多き深海メタル集団、Deep Sea Demons。先ずは徐々に明かされつつあるそのメンバーを紹介しよう。
○Lead Vocal、Rythm Guitar : Brutal Sea Lion
殺意に満ちた、まさに深海からの咆哮を放つかのような脅威のデス・ヴォイスを持つグループのブレイン、ブルータル・シー・ライオン。和名は残忍なトドと訳されるがトドの名を冠したのも彼なりの、怒りに満ちた秘めた理由があるらしい。
○Lead Guitar 、Vo : Lightning Mantis Shrimp
光るカマキリエビではない。その驚異的なハサミの一撃で水槽を叩き割るほどの脅威のスピードを備えた、和名シャコがその名の由来だ。雷のようなスピードとテクニックを兼ね備えた無類のスピード信奉者、ライトニング・マンティス・シュリンプ。その激烈なプレイに心の壁を叩き破られるメタラーが続出することは想像に難くない。
○Bass、Vo : Madness Giant Squid
まるで強大な海流のような、或いは海底火山の噴火の前触れが具現化したかの如き重低音キラー・ベーシスト、マッドネス・ジャイアント・スクイッド。和名は狂気のダイオウイカとなり、その長大な腕を叩き落とすかのような狂気に満ちたパフォーマンスは唯一無比、全メタラーが彼の足元にひれ伏すこととなるだろう。
○Key、Vo : Crystal Numbness Jellyfish
正にクリスタルのような七色の色彩に満ちたフレーズを紡ぎ出し、流麗なタッチでキーボードを操る恐るべきべき才能の持ち主、クリスタル・ナムネス・ジェリーフィッシュ。和名のシビレクラゲの名にふさわしく、一度でも聴いた者はシビレるがごとく脳内でそのフレーズがリフレインすることだろう。
○Drum、Soup : Sadly Octopus
深い悲しみを背負った8本腕の如き脅威の手数を持つリズム隊の司令塔、サドリー・オクトパス。伝わるところによると彼はステージ前に必ず出汁を取り、悲しみと共に世を去った深海の亡者に捧げた後にメンバーで回し飲みをするらしい。この儀式によりメンバー間の結束をより強固なものとしているようだ。
さて紙面の都合上、今回はメンバー紹介で終了となることをお詫びとともに告知させて頂く。
次回待望の独占インタビュー！
刮目せよ！Deep Sea Demonsの繰り出す恐怖に！
※しつこいようですがフィクションです
