繰り返しになる点もありますが、睡眠障害は本当に注意をすべきものです。
何故か?
眠れないということは交感神経優位のいわゆる興奮状態にあり、アドレナリンやノルアドレナリンという内分泌系のホルモンが多く分泌されている状況にあります。これにより血圧が上昇すると同時に血糖値が上がり、この上昇が長く続くと高血圧症、脂質異常、ひいては糖尿病を招く可能性もあります。
うーん、恐ろしいですね。まさか不眠が糖尿病を招く引き金になり得るなんて誰かが教えてくれたでしょうか?
更に心理的な負担が解消されないまま喫煙数の増加や深酒、過食などによる生活習慣の悪化を受け、動脈硬化を始めとした血管障害の礎を徐々に築き上げる要因ともなり得ます。
本当に恐ろしいものです。
これらの多くはこちらのテキストに書かれており、非常に勉強になります。私も多くを学びました。
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資格試験の受験の有無に関わらず働く方、それを支えるご家族の方々にも是非購読をお勧めいたします。
これらの情報の啓蒙に努めること、そこから始まる相互理解からこころの健康活動は始まります。
大丈夫、うつは必ず治ります。