メンタルきのこ

メタルやきのこや投資に料理、人生観、こころの健康奮闘記

永遠の旅路

こんばんは、メンタルきのこです🍄

 

私も結構な年齢を重ね、思い返してみれば様々なお見送りをしてきたと思います。

小さい頃に飼っていた金魚やメダカ、こおろぎやお祭りの縁日で当たった亀。大人になってからは飼い猫を2匹見送りました。

そして自分が幼い頃からいつも自分の味方でいてくれた祖父、祖母とのお別れ。これが何よりしんどかった。

父方の祖父が亡くなり、しめやかな葬儀の後に火葬場に送られました。そして火葬場での最終最後の間際、その奥方であった祖母がかけた言葉、『あなた、またね』というその言葉の重さ。

それは2人が歩んできたこれまでの道のりであり、二人にしか分からない時間であるのだと思います。そして私が天に召されても一緒にいましょうね、という本当の仲睦まじさ。思い出す度に何度でも涙が溢れます。いや本当に・・・

そんな祖母も祖父の後を追うように、その3年後、本当に穏やかな最後を迎えました。お爺ちゃん、お婆ちゃん、いかがお過ごしですか?そちらの様子はどうですか?私はあなた方二人の孫でいられて最高に幸せで、本当に素晴らしい幼少期を過ごすことができました。本当に感謝しています。

 

なんとなく、死というものは本当に怖いもので自分には一生訪れない縁遠いものと思い込み、その恐怖から逃れようと無理に抗う姿勢は自分を含め、どなたにもあるものだと思います。でも歳を重ねた自分が思うのは、お爺ちゃん、お婆ちゃんをはじめ、飼っていた金魚や亀、そしていつも心の中にいる、とても可愛かったあの猫たちも待っていてくれる。そんな永遠の存在がいると思うと、いわれのない恐怖から逃れられるように思うし、またあの方々と一緒に暮らせたら幸せだな、と思う訳です。そしてその想いは本当に自分を支えてくれている自分の妻や、自分の子供たち、そして孫たちからも同じ想いを持ってくれたら何より幸せだな、と思う次第です。

そう、本当の去り際に『あなた、お父さん、お爺ちゃん、またね』と言われるような生き方。

 

それでは。