メンタルきのこ

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理外の理

こんばんは、メンタルきのこです🍄

 

コロンブスの卵的な理外の理であるもの、他には常識外での常識といいますか暗黙の了解とでもいうようなある意味不文律的なもの。あとはバタフライ・エフェクト風が吹けば桶屋が儲かる的な関係性があるようで無いとも言い切れないものも含めると、世の中には様々な道理があるものです。

 

人間として生きてきて獲得した常識というものがありますが、AIにはその常識が(教え込まなければ)ない、という点から時としてもの凄く非常識な解を導き出すこともあると聞きます。まして冒頭にも書いた理外の理、暗黙の了解といった感覚的なものをAIに取り入れて真の最適解を求められるようになるのはもう少し時間がかかりそうですね。

 

学校教育の在り方について論じるつもりはありませんし、最近の教育の現場がどのようなものかは良く存じません。しかしながら、生きていくうえで直面する問題については、算数や数学、化学や物理のように公式を当てはめれば必ず解が存在する、そのような問題の方がむしろ稀であり、直面した問題の解は人それぞれがその際に選択した道の分だけあるのだと思います。

ある問題を提起して生徒それぞれに考えてもらう。生徒の数だけ理外の理があり、それを否定せずに皆んなで考える、そのような多面的な物の見方・考え方を育む教育の時間があったらいいのにな、などと思います。

 

画一的ではない多面性と多様性、それこそが個性であり、イノベーションを推し進めるためにはその個性がこれまで以上に重要であるのは21世紀になり20年近く経過した今、既に明らかになっているはずです。

 

理外の理、これからの時代の一つの指標と言えるのではないでしょうか。

 

それでは。