メンタルきのこ

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Sadly Octopus メタル・オン・メンタル道場08 土づくり

Hi、Everyone!戦慄の深海メタル集団、Deep Sea DemonsのDr.アンドSoup担当のSadly Octopusだ。俺たちという媒体を通して届けられた深海からの声なき叫び『Scream From The Abyss』、楽しんでくれているか?次のアルバムのコンセプトにまつわるヒントだが、深海とはいえ稀に差し込むわずかであるが暖かな日光、これをテーマにした曲があることをリークさせてもらう。楽しみに待っていてくれ!

 

引き続きV!誌でコラムを連載するので今後ともよろしくな。

ちなみに前回ステージ前恒例のスープは春告魚とも呼ばれるメバルから煮出したスープだったんだが、ショウガとリーキを入れて味付けは塩のみ、これがまた美味かった。やはり旬のものはそれだけで美味いことを改めて実感した。自然に感謝だ。

 

話が逸れたな、俺からは鋼のメンタル、つまりメタル・メンタルを保つための秘訣を紹介しよう。Keep Yor Eyes On Metal on Mental!

 

○土づくりから始める

我々が生活や活動をしている自由な経済圏は、基本的に金さえ払えば大抵のものが手に入る世の中だと言える。スーパーやコンビニで売っているものは商品として完成されたものであり、商品を完成するまでには素材の調達や加工、保管や運搬などさまざまな工程を経て店頭に陳列されている訳だ。

つまり金を払い品物を買うということは、素材の原価はもちろん、商品の裏側に隠れた作業や工程を代行してくれた人に対する対価を支払うことと言い換えても良い。

自分では到底作れないもの、例えばペットボトルなどのプラスチック容器、他には許可が必要なアルコール醸造なども同義と言えるし、精密なアナログ時計が高いのはそれだけの手間と技術が必要となっているからだ。

中にはそうだな、プラモデルや椎茸の原木栽培キットなど作る工程を楽しむものもあるが、普段我々が目にして手に取り購入するものは大抵は完成形のものであり、包装を解けばそのまま使えるものだ。

 

ここが大事だ。

金さえあれば何でも手に入る世の中で、果実だけを追い求めすぎてはいないか?

有名になりたい、認められたい、金がほしい。これらを実現した人が実際にメディアやネットでとても楽しそうに活動している様子などを良く見かけるし、それに憧れてそうなりたいと思うのは普通なことだ。しかし、だ。それを実現した人が辿った道は安易な道ではないはずであり、様々な努力や挫折、試行錯誤があったことだろう。諦めずに粘り強くチャレンジし続けた証として今の姿があるはずだ。

そうなりたいのであれば成功した姿、つまり果実にばかり気を取られるのではなく、そういう人々がそうなる為に辿った道、つまりどんな土づくりをしてきたのかに着目することが大切だ。そこを研究し、改良してショートカットに繋がる点を見つけて成功までの距離を縮めれば、より早く自分の目標を達成することができるだろう。

パクリだろって?おいおい、俺たちが活動するメタル界だって偉大な先達の活躍があって現在の姿があるし、レジェンドに憧れて毎日必死になってギターのコピーをする姿の何が悪いって言うんだ?それこそが我々ミュージシャンの土づくりであり、そうして精進を重ねた先にオリジナリティが生まれ、それを良いと思ってくれるファンがいるからこそバンド活動を続けられると強く思う訳だ。

 

今回は以上。

トドの奴なんて色んなヴォーカリストのステージアクトをパクりすぎて、もはや自分でも何者なのか分からなくなっているがな。

 

あまり深刻にならず、大きな視点で物事を捉える、そして何より大切なのはユーモアと笑いを忘れないことだ。そうすれば大抵の問題は解決したも同然だろう。

Keep Your Eyes On Metal on Mental! See Ya,Soon!

 

※色々な点でフィクションですが、タコが語っている内容は本心です