こんばんは、メンタルきのこです🍄
昨日に引き続き寿司屋でのバイトのお話しをします。
あれは確か高3の夏休みだったと思うのですが、例のお寿司屋さんでバイトをしていました。シフトなどという概念はなく、毎日AM10:00〜PM9:30という長時間労働かつ休日なしの出勤要請、アレンも倒れるぐらいの鋼の連勤術師状態でした。時給400円なので、それほどの過酷な労働でも貰える給料はえ?これだけ?と思った記憶があります。いろいろ若かったなあ。
そんな過酷な労働条件のなか、唯一の楽しみは昼と夜のまかないがあったことです。大将から『好きなネタをどんだけ使って食べてもいいぞ!』という、まるで天使のラッパのような福音の声。やったぜ!これこそ寿司屋でバイトする醍醐味だよな!と喜んだのも束の間、若から『ただし、これをかけてな』という悪魔の囁きとともに渡されたのはなんと
しかも業務用とかいうバカでかい段ボールに大量に入ったメーカーすらよく分からないカレー。中辛とかやかましいわ!こちとら待遇は激辛だっつーの!
いやいや、さすがに冗談でしょ?と若の顔を見たら目が笑っていない、マジでした。
それから続く一日2食のレトルトカレーの日々。もう体からスパイス臭がするくらいカレーを食べ続ける毎日。ネタは何を乗せても良いという許可、これだけは本当でしたので、せめてもの楽しみとして色々試してみました。
・赤身魚の刺身
これは合わない!マグロにしろブリにしろ魚の脂・旨味をカレーのスパイス風味がとことん邪魔するので兎に角合わない。勿体無いのでぜひ刺身単品で食べましょう。
・白身魚の刺身
うーん?タイにしろヒラメにしろ赤身に比べればクセがないので合わないことはないものの、カレーに入れて食べる必要があるか?と問われれば答えは否、これもぜひ刺身単品で食べるべきです。
・イカ・タコ、貝類
まあ上記のものに比べれば一番合います。シーフードカレーにもイカやホッキなどが入っていますからね。しかしまぁ、刺身用のものは合わないですね。多少なりとも加熱がされていないと、カレーの他の具材との食感に違和感がありまくりです。これもぜひ単品で召し上がってください。
そんな何だか良く分からない試行錯誤の末、もっとも合う素材を見つけました。それは・・・
生タマゴ
これです。ルーに混ぜて食べるとこれがカレーの味をまろやかにし、正体不明のレトルトカレーですらワンランク上の上質なカレーに引き上げてくれました。
また長くなりましたので本日はこの辺りで切り上げます。しかしまぁ改めてブログに書いてみると、しなくてもいい経験を色々としている事に気付かされます。
まだ少し寿司屋バイトネタがありますので、また改めて書くことにします。
それではまた。