昔から思っているし実践してもいるけど、作物を収穫するためには種まきが必要。
種まきをするためにはまずは土づくりから。畑に肥料を施し、石灰を入れて酸性傾向の土壌を中性に改善したりする土壌改良が必要。
ただし作物により酸性傾向を好むものもあるので、そこは適切な土壌管理を行う。
また作物によって適切なまき時があるので、冬明けには小松菜や春菊やほうれん草、春先には茄子やピーマン、きゅうり、そして夏には大根、そして秋が深まる前の高菜や冬菜など、時期を逃さず的確な種まきをする。
そして種をまいたら水をやり、マルチングなどをして発芽を促す。
芽が出たら風に倒れないように支柱をたて、日照りが続けば水をあげる。
害虫がいれば防除、余分なわき芽があればそれを摘んでやり、より良い実がなるように摘果・摘芯を行う。
そうしてようやく収穫。適切な時期を逃せば熟しすぎたり硬くなったりするのでいちばん美味しい時に収穫を行う。
そして冬の始まりに元肥を施し、枯れた作物や落ち葉を畑に漉き込みまた次の春に備える。
これが家庭菜園の大まかなサイクル。
これって投資とまったく一緒だと思います。
・土づくり 資金の適切な運用・管理
・時期を見た作物選定 時期を見た銘柄選定
・種まき 銘柄への投資
・防除や摘果・摘芯 決算書やIRの確認といった投資先の動向を確認し、場合によっては損切りのうえ立て直しを図る
・収穫 適切な利益確定
野菜の育成も投資も近道はなく、地道な活動こそが実を結びます。時々IPOに当選したりとか好材料でストップ高連発なんかもありますが、これはあくまでスパイス。その幸運に感謝をしながら果実を受け取りつつも、次に向けた地道な銘柄選定・研究、これこそがやっぱり投資成功の一番の近道と思います。
よし、これからも頑張ろう。家庭菜園も投資もね。