メンタルきのこ

メタルやきのこや投資に料理、人生観、こころの健康奮闘記

本との出会い

こんばんは、メンタルきのこです🍄

 

私は古本屋さん、というか主にブックオフを巡るのが好きで、以前は本当に丸一日かけて色んな店舗を見て回ったりしてました。その頃は本よりもメタルのCDを物色していて、HarlotのRoom With A Viewの原盤(後に再発されましたね)を発見した際は気絶するほど嬉しかった記憶があります。しかも千円という超格安でしたからその喜びは何倍にも膨れ上がりましたし、So Much For Happy Endingsを聴いた時の哀愁と透明感ときたら、心の奥から洗われるような素晴らしい爽快感に見まわれました。本当に名盤です。

さて。

前から好きではありましたが、最近は本をよく読むようになりました。ジャンルは歴史の考証や科学にまつわる話、相場の格言やサバイバル術など多岐に渡りますが、小説やSFモノはあまり読みません。どちらかと言えば昔から伝わる知識や格言などの考察や、自然をはじめ、相場などで生き残るための術など現実世界に応用可能な知識を得られる本が好きですね。

例えば。用心することの言い回しとして、石橋を叩いて渡る、念には念を入れて、浅い川を深く渡るなど後半はもうやかましいわと言われるぐらいの言い方があることに気付いたり。空の樽ほど高く鳴る、中身の無い樽ほど叩けば大きな音がすることから、中身の無い人間ほど大きな声でわめいて回るということを比喩した言い方なんかもあったりしてなるほどなあと感心したりなど。

話がそれましたが、本、とくに古本との出会いは、その人が必要な時に必要とする本と出会える気がしています。何気なく色んなコーナーを見て回り、ふと気になるタイトルで足を止め手に取る。パラパラと読んでみるとこれは面白そうだと思い購入することが結構ある気がします。ちなみに私は作者や作家さんで本を選ぶことがほとんどなく、ランダムで本を選ぶ事が多いため余計にそう感じるのかもしれません。横溝正史京極夏彦の作品にハマった時期があり、その場合はもちろん作家名で選びますが、例えば米相場に伝わる相場格言を記した作者さんがワインにまつわる知識や選び方の本を書いているのは稀だと思います。いや、いらっしゃるのかもしれませんが、だからこそ結果してランダムに本を選ぶことが多くなります。

そして購入してからは3冊ほどの本を同時に読むようにしています。これは頭の切り替えをするための良い練習になるとの考えからですが、古典落語の本と日本の怪談や昔話にまつわる怖い話を同時に読んでいた時は、古典落語を読んでいたら全部が怖い話なんだと思い読み進めていた自分に気付き、我ながらアホだなぁと思ったこともありました。目黒のサンマが怖い話になりますかってえ話ですよ、ダンナ。

取り止めもない話となりましたが、本との出会い、必要な時に必要な本と出会える不思議な巡り合わせ、偶然かもしれませんし、必然なのかもしれません。そんな思いを馳せながら本を求めてみてはいかがでしょうか。

 

それでは。