アルバム・アートワーク #006
こんばんは、メンタルきのこです🍄
Dead Letters 2003 5th
フィンランドのロック・グループ、The Rasmusの5thアルバム。これ以前の作品からその片鱗はありましたが、このアルバムで強烈な哀愁とフックのあるメロディーラインを前面に押し出した、所謂ゴシック調な作風に進化しました。
これに続くHide From The Sun、The Black Rosesも素晴らしい内容ですが、この5thが個人的には恐ろしく完成度の高いアルバムと感じ、一曲目のFirst Day of My Lifeから聴くたびに胸を締め付けられ、ハートを鷲掴みにされ続けます。自発的な衝動と自己の内面に向けた想いが高いレベルで融合していると言いますか、とにかく素晴らしい。
そして私の中では後のTen Black Rosesでその想いが結実したと感じています。
アルバム・アートワークもそのアンニュイな作風を反映したかのような、モノトーン調の夜の湖に浮かぶバンド・ロゴといったセンスに溢れる仕上がりとなっています。
こういう完成された作品を見るにつけ、そのアルバム・アートワークも含めて一つの芸術品であり、アーティストの想いでもあると思うんですよね。ダウンロードも良いですが、是非アルバムを手に取りながら聴いてみることをオススメします。
本当にTシャツにしたいなあ。という訳で・・・かっこええやん!