アルバム・アートワーク #005
こんばんは、メンタルきのこです🍄
Masquarade
S.T.1992
北欧メタルの聖地と言われたスウェーデンのグループの1stアルバム。私見的には恐ろしく完成度が高い。ともすれば若さゆえの勢いと見られがちな姿勢に対抗して、勢いではなく必然だと納得せしめる確かなその演奏力。特に流麗なギターワークが楽曲に彩りを添えます。
Gimme All Your Loveの緊張感と爽やかな疾走感を併せ持った名曲がオープニングを飾り、いやが上にも期待は高まります。
そしてもうね、それに続くFour Letter Wordなんてね、その答えは LOVEな訳ですよ。もう甘酸っぱい訳ですよ。
そして最終曲のA Lonely Worldの別れを惜しむような後を引く咆哮でしめやかに最後を飾ります。
全編通してバラエティに富んだ楽曲群ではあるものの、自分達らしさの核を持っているため散漫な影響は全く与えません。むしろ奇跡的なレベルで纏まってます。素晴らしい!
アートワークもブルーを基調としたミスティックな仮面が印象的で、アルバム内容をとても良く現していると思います。
バンドは方向性を変えながらも活動を続けているようですので、応援の意味も含めてこんなTシャツがあったら・・・買います。ぜったいかっこええやん!