アルバム・アートワーク #008
こんばんは、メンタルきのこです🍄
Zinatra
The Great Escape 1990年2nd
オランダのメロディック・ロック・グループ、ジナトラの1990年2nd。前デビュー作でもそこそこの内容のアルバムを発表していましたが、この作品は同じオランダ出身アーティストのRobby ValentineがKey/Voで参加し、完成度が飛躍的に高まりました。さらにはDanger Dangerや自身のソロ・アルバムで著名なPaul Laineが数曲を提供しており、これがまた素晴らしい。
確か2曲目のTake It To The Topは、かの伝説的な某バラエティー番組でも使用されていたと記憶しています。
また数年前まで1st+2nd+シングル収録カップリング曲を1枚にまとめたRockumentary1+2というCDが発売されておりましたが、現在はやや入手が難しいようです。アルバム未収録のカップリング曲がまた良い内容なだけに、多くの方に聴いてほしいところなんですけどね。(と思ったらYouTubeにアップされてました。いやはや、共有の時代です)
この作品を最後にRobby Valentineは脱退しソロに転向、同時にバンドも活動を停止したようですが、正直Robby抜きでの活動は厳しかったかもしれません。実際Robby Valentineの1st・2ndソロ・アルバムは神懸かっており、私なんぞはCDを取り出す度に後光が差して見えるほどです。余談ですがZinatraに提供したLove Never Diesなどの曲を後年自身のソロ・アルバムにも収録していますので、違いを聴き比べてみるのも興味深いですよ。
オランダのHR/HMアーティストは数はそれほど多くはありません(Vandenberg,1st Avenueなど)が、それぞれに魅力のあるアーティスト陣だと思います。
最後にこれまでの経験上、メンバーの顔が並べられたジャケット(全身ではなく顔だけというのがポイント)のアルバムは、どのアーティストでも名盤であるという勝手な法則があります。
Queenの2nd然り、Kissの1st然り。こんなんTシャツにしたら・・・やっぱかっこええやん！
