こんばんは、メンタルきのこです。
もうすぐ平成の世も終わりますね。思えばこの30年間ほどずーっと不況の世の中だった気がします。
厳密に言えば平成6年度辺りまではバブルの余韻があり、少しは景気も良かった記憶がありますが、それ以降はただただ右肩下がりでデフレの世の中。
年間平均失業率は平成6年〜平成28年まで3パーセント以上で推移しており、大体私の見立てと一致すると思います。1番酷かったのは平成21年〜22年で5パーセントを超過しており、なるほどその辺りはリーマンショックによる大不況が吹き荒れている頃でした。(それでも諸外国に比べれば相当良い数値なんですけどね)
平成30年10月現在の失業率は2.88パーセントとなっており、就職氷河期という時代があったとはとても思えない数値です。
さて。
平成の終わりと共に日本経済も新しい時代が到来する予感がします。
この30年間、大人達が過労死ラインもいとわず必死で働いて築き上げた結果が不況という、なんとも皮肉な時代でした。終身雇用という戦後の高度経済成長期のビジネスモデルを正しいと盲信し、ひたすら死ぬ気で働いてきたのに、です。
新元号となる新しい世の中は、これまでと逆のことをすることで新たな成長機会が得られると私は考えます。
つまりは生産性の向上を前提とした労働時間の短縮や残業規制の厳格化、休日・余暇の拡大と充実、転職を前提とした給与体系の見直しなど。
退職金は終身雇用を前提とした給与支給の先送りであり、外資系の年収が高いのは終身雇用を前提としていないため、その分を含めた給与体系としているからです。そもそも新卒採用者の3割程が入社3年以内に転職・退職する事実から見ても、そこに魅力を感じていないのは明らかです。
3行でまとめると、
・楽して働くこと
・余暇や家族との時間を大切に
・退職金制度を取り止め月収を大幅アップ
となりますね。ちなみに楽して働くのは手を抜くということではなくAIやRPAなどのデジタルレイバーを導入して効率的に、楽に働くという意味合いです。
こういう方針の会社を探して投資したいと思います。
・・・書いててなんですが、むしろ自分がそういう会社で働きたいな・・・