メンタルきのこ

メタルやきのこや投資に料理、人生観、こころの健康奮闘記

賞賛すべき底辺食材への道

こんばんは、メンタルきのこです🍄

 

個人的な話ですが、私、包丁を握り続けて20年近くになります。

何故料理をするのか?と言われたら、好きだから、としか返すことができません。土日や休みの日など、放っておかれたら一日中キッチンに立っていることもザラです。

料理をするにあたり、高くて美味しい素材を使えば誰が作ってもほぼ美味しく仕上がると思います。黒毛和牛のステーキや鯛を使った炊込み御飯など、砂糖と塩を間違えないとか超基本的なことは出来る前提で、どうやったって不味くは作れないと思うわけです。

そんな中自分が辿り着いた食材として、底辺食材の追求という道があります。誤解を招くといけないので説明しますが、基本的にいつも安く売っている食材で、なおかつ調理に手間のかかるもの、そういったものを尊敬の念を込めて底辺食材と呼んでいます。

魚のアラや牛スジ、それとアク抜きに手間のかかる山菜などがそれにあたります。特にワラビやウドなどの山菜は時期に山に行けばタダで手に入るため、讃えるべき底辺食材の最高峰といえるでしょう。(タダとはいえ山には必ず所有者や管理者がいます。必ず許可を得てから採取しましょう)

塩を振ってしばらく置き、お湯を回しかけて臭みを抜いてから根菜と煮る鯛やブリのアラ炊き、時間をかけた牛スジの煮込み、アク抜きに一晩かけたワラビのタタキなど、どれもこれも手間が掛かります。スーパーやコンビニなどの出来合いのお惣菜で事足りてしまう今の時代、ある意味ではとても贅沢な調理法であるとも言えるでしょう。そして手間を掛けた分、その仕上がりはどれも美味しいものです。

 

包丁や鍋などの調理器具と調味料、食材、これさえあれば料理はできます。自分で食べても美味しく、まして振る舞う相手がいればとても喜ばれる、こんなに嬉しいことはないでしょう。皆さまも是非、生涯の友として料理を始められてはいかがでしょうか。

そして讃えるべき底辺食材への道、楽しみながら極めてみませんか。その美味しさと楽しさはこの私が保証いたしますよ!