メンタルきのこ

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時代を超えて歌い継がれる曲 The Blue Hearts

こんばんは、メンタルきのこです🍄

 

皆さんThe Blue Heartsをご存知でしょうか?

そう、あのブルーハーツです。50代以下ぐらいの方であればアルバムは持っていなくとも、その存在や曲をご存知の方が多いと思います。

1985年に結成、シングル『人に優しく/ハンマー』を自主制作盤で発表した後に87年シングル『リンダリンダ/僕はここに立っているよ』でメジャーデビュー、以降の活動はトレイントレインがドラマ主題歌に使用されたり、情熱の薔薇のヒットなど広く知られるところです。

初期作品の歌詞は本当に深いもので、それをマーシーが紡ぐ基本3コードというシンプルで覚えやすいメロディーに乗せてヒロトが朴訥に歌い上げる、というスタイル。そして当時出演した音楽番組の奇抜なアクションが未だに話題に上るという、その存在がある意味アイコン化している稀有な存在です。ヒロトのあのアクションは、ステージ上にしか自分の存在意義はない、だから自分にしか出来ない歌い方をするんだ、と当時本人がラジオで語っていました。

10代半ばに初期3部作品をリアルで体験し、特に何1st、2ndはそれこそカセットテープが擦り切れるほど聴きまくりました。またシングルで先行し発表した曲はアルバムには収録しない、シングルそれ自体に価値を持たせるというスタンスにも強く共感しました。当時の自分にとってシングルは800円とはいえ大金でしたからね。そうそう、リンダリンダはシングルとアルバムでバージョンが違いますので、こういう所も含めてとても好きでした。

そんな私自身の思い入れがそうさせている部分もあると思いますが、初期作品の歌詞世界が自分自身の根本というか、ルーツの一部になっているのは間違いありません。終わらない歌の明日には笑えるようにとか、チューインガムをかみながらの歌い出しとかブルーハーツより愛を込めての全てとかもうね、年のせいか涙なしには聴けません。

 

そして何より素晴らしいのは、人に優しくなどを発表してから30年以上経った現在でもコンスタントにテレビCMやメディアで使用され、時代を超えて歌い継がれる曲となっている点です。

あの歌詞や曲、世界観に共感できる世代が続く限り、これからも永く歌い継がれることでしょう。

 

通勤時はメタルを聴いて気分を高揚させたりCCMで気分を落ち着かせたりていますが、たまーにブルーハーツを聴いて若かった自分を思い出して何故かしんみりしているのは内緒にしておきます。

 

それでは。